更年期の養生① ~できることから、少しずつ~

院長が「更年期の養生」についてパンフレットを作成しました。

これから数回にわたり、プレ更年期・更年期からの暮らしに取り入れたい養生のヒントをご紹介していきます。

庭の椿の実

第1回目:がんばりすぎない、更年期の養生

プレ更年期・更年期は、女性ホルモンの変化に伴い、心や体にさまざまな不調が現れやすい時期です。

急に顔がほてったり、手足は冷たいのに上半身だけあつく感じたり。

眠りが浅くなったり、なんとなく気持ちが落ち着かなかったりすることもあります。

東洋医学では、こうした不調を「陰虚(いんきょ)」という体の潤いが不足した状態や「気逆(きぎゃく)」という気の巡りが乱れた状態(のぼせや動機など)から捉えることがあります。

そこで意識したいのが、毎日の暮らしの中で心と体を整える「養生」です。

「気を鎮め、血を巡らせ、陰を養う」ことを意識します。

おすすめしたいのは

「朝は温め、昼は動き、夕方はゆるめ、夜は鎮める」

という生活のリズム。

一日の流れの中で、少しずつ自分のからだをいたわる時間を作ってみませんか。

東洋医学には、何事も偏りすぎず、ほどよいバランスを大切にする「中庸(ちゅうよう)」という考え方があります。臨床研究でも「ライフスタイルの改善がホットフラッシュ軽減に寄与する」ことが示されています。

日々の生活の中で、すべてを実践するのはなかなか難しいもの。

完璧を目指すのではなく、できることから少しずつ。

次回は「朝のおすすめの過ごし方」をご紹介します。

スタッフ 宇月いちご