食べて補う -ロマネスコ編 

庭で採れたカリッコリーがクリニックに届きました。

ブロッコリーとカリフラワーの中間のようなカリッコリーという名の野菜。
正式名称はロマネスコ(珊瑚花椰菜)で、見た目は珊瑚というよりサボテンのような感じ。

ロマネスコはカリフラワーやブロッコリーの仲間で、花蕾を収穫する野菜です。
サンゴのような形をしたユニークな花蕾の形状は「世界一美しい野菜」とも称され、イタリア語では、「broccolo romanesco・ローマのブロッコリー」とも言うそうです。

実は、ブロッコリーは栄養たっぷり。体を健康に保つための栄養が豊富に含まれているんです。

エストロゲンを分泌する卵巣の働きを助け、ホルモンバランスを調整してくれるビタミンEは、ビタミンAやビタミンCとともに摂取することで、その働きを補う役目を果たしてくれます。

ビタミンEが豊富な食材は、ほうれん草やブロッコリー、ピーマン、トマト、にんじん、かぼちゃ、アボカド、アーモンドなどがあります。

ブロッコリーはビタミンCやたんぱく質が豊富で、これらの栄養素には健康効果も!


ビタミンCは体の酸化を防ぎ免疫力を高め

たんぱく質は筋肉の材料となり、筋力アップ代謝の向上に!!

さらにブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、筋肉の変性を弱める効果もあるんです。

ただ、ブロッコリーは茹でるとビタミンが損なわれるという欠点もよく知られています。
これらの栄養素を効率よく摂取するためには、蒸し調理がおすすめ。
最近ではレンジでチーン!で蒸し調理も簡単に。

その点、カリフラワーは茹でてもビタミンがほとんど損なわれないので、畑のレモンとも称されているんですよね。料理によって使い分けることが一番です。

栄養素の損失を最小限に抑え、効率よく摂取したいですね。

by スタッフ宇月いちご